メタバースにおけるクリエイターエコノミーの創出と相互運用性について
メタバース領域におけるクリエイターエコノミーの創出、オープンメタバースに向けた政府の役割についての概説

2023.2.4.Sat. 13:30-15:00

経済産業省 商務情報政策局
コンテンツ産業課
課長補佐(産業戦略担当)
上田泰成

講義の概要と目的

メタバース領域の発展に必要不可欠なのは、体験に直結するコンテンツや空間そのものを生み出すクリエイターの参入です。コンテンツ大国であり、さまざまなIP(知的財産)を保有している日本の可能性は大きいです。
日本が世界に影響力をあたえるためには、クリエイターが活躍しやすい世界をつくることが重要であり、クリエイターに対してメタバースに参入するメリットを示すこと、そして法整備を整えることなど、多くのことに取り組む必要があります。
本講義では、経済産業省として研究会を発足し、メタバースにおけるクリエイターエコノミー創出の検討内容やオープンメタバースにおける課題や現状について、考えます。

この研究が世の中をどのように変えるのか、どんなインパクトがあるのか

メタバースにおけるクリエイターエコノミーの創出に係る必要な要素は一体何か。 また、オープンメタバースの議論については「相互運用性=オープンメタバース」と捉えられがちであり、各 PF が相互運用性を受け入れるかについても事業者の戦略判断があるところ、本研究会においては、前提として オープンメタバースを構成する要素は相互運用性だけではない という認識に立ちつつも、先ずは相互運用性に係る課題や問題点をあぶり出し、我が国における相互運用性に係る議論を一緒に考えます。

講師プロフィール

経歴
大阪府大阪市出身(31歳)
平成26年同志社大学法学部を卒業後、文部科学省に入省
文部科学省大臣官房総務課法令審議室(国会対応、法令業務、危機管理、感染症対策)
初等中等教育局(国際教育課、教育制度改革室(義務教育、通信制高校)、教育委員会係制度)に従事
平成30年より経済産業省において以下の業務に従事
・不正競争防止法の法律改正をはじめとした知的財産政策
・不正競争防止法における限定提供データを始めとしたデータ利活用における政策立案
・政府全体の取組として、成長戦略実行計画の策定に係る業務、経済対策、経済団体との調整業務に従事
・令和3年は産業競争力強化法の法律改正業務を経て、同年7月より現職
・コンテンツ産業課ではゲーム産業、esports、バーチャルスポーツ政策、DX人材育成、メタバース、Web3.0
に関する業務を担当

Day12023.2.4 Sat.
メタバースとは何か

Day22023.2.5 Sun.
仮想空間における貨幣、経済、国家

Day32023.2.18 Sat.
バーチャル技術が変える社会

Day42023.2.19 Sun.
仮想空間における⽂化と⾝体

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