2024年5月11日(土)、京都大学ELP2024年度(第9期)前期・第2回の講義が行われました。
本日の講義会場は西園寺公望の私邸として明治末~大正に建てられた、重要文化財の清風荘です。
午前の講義は、京都大学人文科学研究所 藤原辰史准教授による『現代史概論』。
『○○の20世紀』という題で、受講生それぞれが新書の企画書を書くワークショップを行いました。藤原辰史先生による「世界犠牲システム」についての講義やグループディスカッションを経て、企画書をブラッシュアップし、口頭発表を行いました。
講義後、課外プログラムとして清風荘の庭園と建築を見学し、その歴史について学びました。
午後の講義は、日本舞踊家・日本舞踊研究者・株式会社アートチューンズ代表 宇津木安来先生による『日本舞踊の美しさの本質』でした。
挨拶の仕方や体のほぐし方、日本舞踊の所作を学ぶワークショップを行った後、モーションキャプチャーを使って⽇本舞踊を構造的に解明する研究についてお教えいただきました。