年間スケジュール

4月から7月(前期)及び9月から12月(後期)の2期制とし、通期で学んでいただきます。
毎週土曜日に4コマの授業を行ない、各期全46コマ(1コマ=90分)をご提供いたします。
(なお、ご希望の方には、前期あるいは後期の1期のみの受講が可能です。)

前期(2024年4月〜7月)のスケジュール

日程午前(10:00〜13:10)午後(14:10〜17:20)
4/27
(土)
開講式、
導入ワークショップ
講師:磯部洋明
※13:30~16:50
『脳の暗号を解読する』
他者から見える世界を知ることができるか
講師:神谷之康
5/11
(土)
※9:30清風荘集合
『現代史概論』
20世紀を多角的にとらえる
講師:藤原辰史
※14:50~18:10
『日本舞踊の美しさの本質』
誰もが美しいと感じるものに宿る本質的法則に迫る
講師:宇津木安来
5/18
(土)
『自己と非自己の免疫学』
新しい免疫医療に向けて
講師:坂口志文
『他者の合理性』
─「人生」を理解する社会学─
講師:岸政彦
5/25
(土)
『子どものがんを深く知る』
子どものがんを克服するための挑戦と未来図
講師:滝田順子
『人口減少社会のデザイン』
拡大・成長から持続可能性へ
講師:広井良典
6/1
(土)
『キリスト教の戦争論、その歴史と意義』
戦争論から現代を読み解き平和を考える
講師:芦名定道
『人類の進化と文化のミスマッチ』
人類の進化史と文明史を遡り、どこで間違ったかを探り当て、未来社会を展望する
講師:山極壽一
6/8
(土)
『行動経済学とフィールド実験』
行動経済学・フィールド実験をビジネス・政策で活用する
講師:依田高典
〈合宿研修〉
『人工知能とそのインパクト』
人工知能とは何か、その技術の考え方とインパクトを議論する
講師:金出武雄
6/9
(日)
〈合宿研修〉
『寛容であるとはどういうことか』
ヒンドゥー教を通して見る多様性と寛容
講師:赤松明彦
6/15
(土)
『ヒトの脳と心(人間らしさ)の創発・発達』
次世代人類が生きる環境、社会について考える
講師:明和政子
『「物となって見、考え、行う」哲学』
京都学派の技術知をひもとき、世界を再考する
講師:上原麻有子
6/22
(土)
『宇宙を支配する数式』
宇宙のすべてを解き明かす素粒子物理学、その現状と課題、超ひも理論へ。
講師:橋本幸士
『微生物に無限の可能性を求めて』
微生物が未来社会にいかに貢献できるかを考える
講師:小川順
6/29
(土)
『書へのいざない』
東洋芸術の第一であった書の過去・現在・未来
講師:杭迫柏樹
『〈からまりしろ〉としての建築』
生命のような建築をつくることは可能か
講師:平田晃久
7/6
(土)
*裏千家現地集合
『茶の湯は日本のポータルサイト』
講師:千宗室
『日本の地下で何が起きているのか』
地球科学で地震噴火の活動期を賢く生き抜く
講師:鎌田浩毅
7/13
(土)
『『枕草子』と『源氏物語』の誕生』
作品は社会から生まれ、社会を変える
講師:山本淳子
『西洋美術の革新者たち』
「行為」をうながす絵画/絵画という「体験」
講師:平川佳世
7/20
(土)
『小胞体ストレス応答』
私達の細胞が持っている驚異の復元力
講師:森和俊
リフレクション
講師:宮野公樹

後期(2024年9月〜12月)のスケジュール

日程午前(10:00〜13:10)午後(14:10〜17:20)
9/28
(土)
開講式、
導入ワークショップ
講師:宮野公樹
※13:30~16:50
『においは薬になりますか』
多勢の意見が必ずしも真理なのではない
講師:伊藤美千穂
10/5(土)※9:50六角堂集合
『いけばなの美と哲学』
いけばなにみられる日本の美意識と精神性を造形から解く
講師:池坊専好
※14:50~18:10
『数学的思考力とは何か』
予測不能な時代に必要となる数学的な考え方を身につける
講師:森重文
10/12(土)※9:45金剛能楽堂集合
『能面が私達に語りかけてくるもの』
能面を通して、世界最古の演劇「能」の魅力に迫る
講師:金剛永謹
※14:30~17:50
『最後の空尽きて後鳥は何処を飛ぶ』
ガザのジェノサイドと人間であることの意味
講師:岡真理
10/19
(土)
『歴史と制度から考えるアメリカ政治』
選挙報道を深く理解するための補助線として
講師:待鳥聡史
〈合宿研修〉
『中国経済発展の本質と行方』
近代的制度と価値観なくして近代国家なし
講師:劉徳強
10/20
(日)
〈合宿研修〉※8:50~12:10
『稽古と無心―「しなやかさ」の系譜』
ハプニングに対応する身心の土台
講師:西平直
10/26(土)『脳のネットワーク』
脳の動作原理の解明に向けて
講師:渡邉大
『機械学習』
自ら学習する人工知能の仕組みと応用
講師:鹿島久嗣
11/2
(土)
『移民時代の到来と多文化共生のかたち』
移民の社会的統合とシティズンシップ
講師:西谷祐子
『「想定の範囲内の差異」の向こう側へ』
文化人類学を通して「あたりまえメガネ」を外してみる
講師:石井美保
11/9
(土)
『大切な問いに向き合う『問いのデザイン』』
多様な個を活かすも埋没させるも「問い」しだい
講師:塩瀬隆之
『樂茶碗はなぜ黒いのか』
茶碗から見る日本文化のくくり
講師:樂直入
11/16
(土)
『有人宇宙活動』
人類の宇宙展開は何をめざすのか
講師:土井隆雄
『「ごみ」は意外に雄弁だ。』
ごみを通して暮らしや社会を見つめる
講師:浅利美鈴
11/23
(土)
※9:30清風荘集合
『人新世(Anthropocene)を生きる』
科学技術のELSIと人間の使命
講師:鈴木晶子
※15:30~18:50
『尊厳ある生と死へのケア』
重篤な病を患う人であることへの支援
講師:田村恵子
11/30
(土)
『気体の科学と技術』
新しい多孔性材料による「霞(水蒸気、空気)を食って生きる」未来を展望する
講師:北川進
『潜水目視調査から考える海の未来』
多様性とつながり
講師:益田玲爾
12/7
(土)
『異文化理解こそが次世代社会の条件』
グローバル化のなかの多様性と文化の役割を考える
講師:ウスビ・サコ
※14:50~18:10
『禅と日本文化』
禅の教えとリーダーシップの醸成
講師:松山大耕
12/14
(土)
『免疫システムから老年病を考える』
高齢化社会;老化の生理と病理をめぐって
講師:湊長博
リフレクション
講師:磯部洋明

 

タイムテーブル

講義は10時から始まる1限から4限までの通しになります。
・講義は、2限を1セットとします。
・午前、午後あわせて、1日2名の教授による講義が行われます。
(講義内容やテーマにより、コマ割りが変則的になる場合があります。)
・リフレクションタイムでは、1日の講義を振り返って受講生間で意見交換を行います。
・自由参加の課外プログラムでは、京都大学のネットワークを活かした特別プログラムを準備しています。
1日の流れ
1限 9:50〜11:40
講義A(前半)
2限 11:50〜13:10
講義A(後半)
13:10〜14:00
ランチタイム
3限 14:00〜15:50
講義B(前半)
4限 16:00〜17:20
講義B(後半)
17:20〜18:10
リフレクションタイム
課外プログラム、勉強会など
(自由参加)

*2020年度は新型コロナウイルスの影響により、対面講義は中止とし、別途オンライン講義を行いました。

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