2018年9月29日(土)京都大学エグゼクティブ・リーダーシップ・プログラム(ELP)の開講式が開催されました。開講式では、本プログラムの総合プロデューサーである山口栄一教授より挨拶とプログラム内容についての説明がありました。
昼食後、堀場製作所研修センター「ファンハウス」に移動して合宿研修がスタートしました。2018年度後期第一回目の講義は、学際融合教育研究推進センター准教授の宮野公樹先生による『学問の意味と意義』です。受講生がELPで学ぶ意味を考え、どのように講義に向き合うか、その構えを身につける講義となりました。
その後、通期生と後期生に分かれ、通期の受講生は総合生存学館教授、山口栄一先生の『イノベーションの本質』を受講しました。
山口先生ご自身の経験を含めながら、イノベーションとはなにか、持続的イノベーションと破壊的イノベーションのお話し、科学技術とはなにか、研究開発とはなにかなど、イノベーションについて様々なお話しをしていただきました。また講義中も受講生とのディスカッションが多いに盛り上がっていました。
後期生は引き続き宮野先生と「学問」についてのディスカッションを行いました。受講生との交流も図りながらとても有意義な時間となりました。
キックオフパーティーの後は、京都大学名誉教授の光山正雄先生による「グローバルな人類の脅威としての感染症」でした。グローバル社会の脅威である感染症についてデング熱やインフルエンザ、また感染症の対策など極めて大きなグローバル問題と言える感染症を様々な角度からお話し頂きました。長年科学者として殺菌や感染症に向き合ってきた先生の経験や人柄がにじみ出るような講義でした。
講義後のリフレクションは、懇親会を兼ねながら暖炉を囲みながら行われました。鋭い質問や感想なども飛び交い、とても良いスタートが切れた合宿研修となりました。
これから3か月間また新たなメンバーで学んでいきたいと思います。みなさまどうぞよろしくお願い致します。