2016年6月11日午前の講義は、裏千家 大宗匠の千玄室先生による『茶の心 ―和・敬・清・寂―』でした。お話は、茶の歴史からはじまり、茶の心について、そして、茶の心を次世代へ受け継いでゆくことの大切さなど、広い視点からお話いただきました。
ご講義の後、倉斗宗覚先生より、お茶の作法をご教示いただきました。ひとつひとつの動作の中に、主人と客人の対話やもてなしの心が込められていることを、実践しながら学ぶことができました。
午後の講義は、京都大学大学院総合生存学館(思修館)教授の千葉勉先生による『がん研究とがん治療の最前線』でした。どのようにして癌ができるのか複数の要因を示しながら予防と治療について仔細にご教示いただきました。
モデレーターは、第1期修了生、サブモデレーターは思修館の川井秀一先生、磯部洋明先生が務めてくださいました。
講義後のリフレクションタイムでは、それぞれが意見を交換し合い、一日の講義を振り返りました。