2016年6月4日午前の講義は、医学研究科教授・京都大学医学部附属病院病院長稲垣暢也先生による『高齢化社会と慢性疾患』でした。現在増加している糖尿病の抱える問題、先制医療の重要性など、糖尿病について幅広くご教示くださいました。
午後の講義は、京都大学エネルギー理工学研究所大垣英明先生による『アセアン地区におけるエネルギーの状況』でした。アセアン各国での再生可能エネルギー導入プロジェクトの実例を取り上げ、再生可能エネルギーの導入に関する問題やその解決について議論しました。
モデレーターは、第1期修了生、サブモデレーターは思修館の山口栄一先生が務めてくださいました。
講義後のリフレクションタイムでは、それぞれが意見を交換し合い、一日の講義を振り返ります。
リフレクションを終えて、特別プログラム「京都大学総合博物館見学」が行われました。
館長の岩﨑奈緒子先生より、かつて京都の町を囲んでいた御土居について、当時の地図を実際に見ながら、解説をしていただきました。