2015年11月14日、午前の講義は京都大学化学研究所の時任宣博先生による『有機元素化学』でした。元素化学について、その発見から最新の成果までを歴史的に辿ったのち、高周期典型元素に焦点を絞って、合成・構造・反応についてご教示いただきました。
午後の講義は、こころの未来研究センターの吉川左紀子先生による『こころの学際研究』でした。脳科学、文化心理学、臨床心理学のそれぞれの視点から研究の事例を取り上げ、「こころの知」について考察を深めました。
講義終了後には、京都大学思修館の博士課程に在籍する学生との交流会が開催され、和やかな雰囲気で意見交換が行われました。