2024年6月15日(土)、京都大学ELP2024年度(第9期)前期・第8回の講義が行われました。
午前の講義は、京都大学大学院教育学研究科 明和政子教授『ヒトの脳と心(人間らしさ)の創発・発達』でした。
ヒトという⽣物の育ちの本質を科学的に理解することを主題に、脳活動ネットワーク、アタッチメント(社会的絆)形成、腸内細菌叢と認知発達の関連についてなどについてお教えいただきました。
午後の講義は、京都大学大学院文学研究科 上原麻有子教授による『「物となって見、考え、行う」哲学』でした。
西田幾多郎の「物を作る」哲学について、「行為的直観」と呼ばれる立場や物の制作の論理を紐解きながらお教えいただきました。
課外プログラムは京都先端科学大学人文学部歴史文化学科 木場貴俊准教授による『妖怪画の世界』でした。
絵画、文化、歴史など様々な角度から妖怪に迫る、発見に満ちたご講演でした。
講演後には懇親会を開催し、木場先生との交流を深めました。