京都大学ELP4日間の短期集中講座『科学技術と倫理、ビジネスと倫理』を開講しました。
1日目の2月9日(金)のテーマは「倫理を学問するとは」。4日間の基礎を学びます。
開講式に引き続き、「⾃⼰紹介&論点整理」の講義。講師は京都市立芸術大学の磯部洋明准教授です。
続いての講義は京都大学大学院地球環境学堂 宇佐美誠教授による「テクノロジーを倫理学する」。
新興技術がもたらすリスクについて、グループディスカッション・全体ディスカッションを通じて議論を深めました。
午後は、京都⼤学⼤学院⽂学研究科 伊勢⽥哲治教授と京都⼤学学際融合教育研究推進センター 宮野公樹准教授による「倫理学の思考法を学ぶ意味」の対談から始まりました。宮野先生からの「そもそも」の問いかけに伊勢田先生が答える形で議論が始まり、会場からの意見も交えて白熱した対話となりました。
1日目最後は株式会社野村総合研究所 特別顧問 嶋本正先生と京都大学ELP委員長 徳賀芳弘先生による対談「ビジネスエシックス」でした。野村総合研究所での経験について嶋本先生にお話しいただいた後、ビジネスと倫理について議論しました。
すべての講義を終えた後は、キックオフパーティーで受講生・講師の親睦を深めました。
*ELP短期集中講座詳細はこちら→ https://www.elp.kyoto-u.ac.jp/intensive/2023/