2023年6月24日(土)、京都大学ELP第8期前期の第10回目の講義を行いました。
午前の講義は千玄室大宗匠による『茶の心-和・敬・清・寂-』でした。茶道の歴史や日本の古典文学、ご自身の戦争体験、お点前の際のもてなしの心構えなど、多岐にわたるお話しを通じて「茶の心」をお教えいただきました。
講義後は茶道のデモンストレーションです。倉斗宗覚業躰より、お点前や茶道具について、丁寧にお教えいただきました。
午後の講義は、鎌田浩毅名誉教授による『日本の地下で何が起きているのか』でした。発生が予想されている南海トラフ地震。最先端の地球科学が示す災害予測と減災対策、どのように命を守るのかをお教えいただきました。受講生からの一問一答にも、丁寧にご回答いただきました。
講義後は、修了生の企画による京大ELP寄席。京都大学落語研究会の皆さんが、落語を披露してくださいました。