7月31日(土)午前の講義は坂口志文教授による『自己と非自己の免疫学』でした。制御性T細胞を用いることで自己免疫病の発症を阻止するメカニズムについて、具体的なデータを用いながらご教示くださいました。これからのがん免疫研究への展望など、坂口教授の研究姿勢が、受講生たちに深く伝わる講義でした。 午後は山敷庸亮教授による『地球惑星水資源評価』。火星や太陽系外惑星への移住を考えることで、地球環境保全の解決策を探求する、壮大な講義でした。地球外惑星データベースExoKyotoを用いたワークショップも行われ、受講生ひとりひとりが星に向き合う時間となりました。