7月10日(土)午前の講義は中西寛教授による『国際政治の中の日本外交』でした。
日清戦争以降、日本が経験した戦争は何をもたらしたのか。戦中・戦後の国家間の関係を丁寧に辿ることで、日本が抱える問題を明確に提示していただきました。国際的・歴史的な視点で日本の現状を再認識することができる、貴重な講義でした。
午後は光山正雄名誉教授による『グローバルな脅威としての感染症の科学』の講義でした。
いま、私たちが直面している新型コロナウイルスのパンデミックについて、ウイルスとは、ワクチンとは、変異とは何か、という根本に立ち返りながらご教示いただきました。
このパンデミックから何を学ぶべきかという問いに受講生ひとりひとりが対峙する時間となりました。