第5期受講生インタビュー⑧ | 京都大学ELP
京都大学エグゼクティブリーダーシッププログラム

第5期受講生インタビュー⑧

11月9日 コンサルティング会社 取締役

 

粟野:受講された中で特に印象に残った講義を教えてください。

受講生:どれも印象に残っていますが、2つ挙げるとしたら、1つは山口栄一先生のイノベーションの講義です。現在、私もいろいろな企業に行って、「自分の企業をどう発展させていくか」、また、「日本をどう変えていくか」について話をしていますが、まさにそのヒントをいただいたような気がします。クライアント企業にもその考え方を伝えることができるという意味では、良い勉強できて良かったです。

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それともう一つは、川上浩司先生の講義です。ビッグデータを社会にどのように役に立てて行くか、先生の天才的なアイデアに驚きました。お話もとても面白かったです。

また、樂直入先生池坊専好先生にお会いできたこと。そして、宇宙有人飛行の土井隆雄先生も。どの方も素晴らしい方ばかりでお会いできて本当に良かったです。

粟野:実際受けられてELPというプログラムに対してはどんな印象をお持ちですか。

受講生:よく考えて作られていますね。私自身も研修を企画、運営をしていますが、ELPは本当にうまく構成されていてると思います。午前中に癌についての講義を行なって、午後からは死生学の講義があるように、午前と午後の繋がりもよく考えられています。

粟野:ELPを受講されて、現在、そしてこれからのお仕事に活かせるところはありましたか。

受講生:先ほど二人の先生を挙げましたが、特に山口先生の講義であった「どうイノベ―ションを起こすか」は仕事に活かすことができますし、川上先生の「どう事業をまとめていけばいいのか」は今後の事業展開に役立てることができそうです。私はビジネスよりなので、頭の中でその2つの講義が現在の仕事と繋がりました。

粟野:ELPを受講されて、受講される前の何か変わったところはありますか。

受講生:考えるようになりました。最初の宮野先生の講義で出てきた「考えて考えて考えぬく」という言葉がとても印象に残っています。果たしてこれでいいのかという考える癖、なぜそうなのか、なぜそうしなければいけないのかと、深く深く考えられるよう努力しています。

粟野:ELPのコンセプトは、本質を学ぶということですが、まさに物事を突き詰めて考えられているのですね。

受講生:そうですね。突き詰めて考える。私たちもいろいろなプログラムを提供していますが、何十年もやっているとどうしても慣れが出てしまいます。なぜこうしなければならないのかを深く考える。宮野先生のおっしゃったことは仕事でも役に立っています。

粟野:最後にこれから参加される方へメッセージをいただけたら。

受講生:ぜひ参加して学んでほしいですね。私も年を経るにつれて、記憶力も乏しくなってきたことを感じますが、学ぶ姿勢はいくつになっても変わりません。そんな意欲がある方はどんどんチャレンジしていただきたいです。私は学ぶことが大好きです。いくつになっても自分に磨きをかけないといけない。

この京都大学の中で、このELPで学ばせもらっている。皆さん卒業して何十年と経つ人たちばかりだと思いますが、もう一度原点を振り返って学ぶという姿勢は大事だと思います。

粟野:素晴らしいメッセージをありがとうございます。どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。

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