2020年1月11日(土)、『京都大学ELP5周年記念リフレクション』が開催されました。会場である時計台記念館国際交流ホールには、120名を越えるみなさまにご来場いただき、熱気にあふれる会となりました。
京都大学総長・山極壽一先生による基調講演『AI時代の学問とは何か』では、ムーンショット型研究開発制度など、今まさに取り組むべき課題についてお話しいただきました。
ELP講師によるクロストーク『学問の意味と意義』では、京都大学総長・山極壽一先生、京都大学こころの未来研究センター特任教授・佐伯啓思先生、京都大学名誉教授・藤田正勝先生、京都市立芸術大学准教授・磯部洋明先生にご登壇いただき、学問とは何か、虚学・実学とは何かについてなど、それぞれの立場から議論していただきました。京都大学総合生存学館、産官学連携本部教授・山口栄一先生にファシリテーターを務めていただきました。
杭迫柏樹先生による席上揮毫では、張り詰めた空気の中で、「無窮」という言葉をお書きいただきました。
ELP修了生による『ELPでの学びと仕事-損得モデルを超えた価値-』では、第1期から第5期までの修了生代表者が登壇し、ELPで得た学びが修了後にどのように活きているかについてクロストークを行いました。京都大学学際融合教育研究推進センター准教授・宮野公樹先生が務めてくださいました。
ELPのこれまでを振り返ることで、次世代に求められている課題について考える、意義深いイベントとなりました。