2019年11月16日(土)、午前の講義は京都大学大学院人間・環境学研究科 月浦崇教授による『「脳」の窓からみる「こころ」』でした。「こころ」とは何か?という問いから始まり、「脳」と「こころ」の関係性を探る研究について、脳損傷の症例などの具体的な事例や実験結果を通してご説明くださいました。
午後は京都大学大学院理学研究科附属花山天文台に場所を移し、京都市立芸術大学美術学部 磯部洋明准教授による『宇宙に拡がる人類文明』の講義が行われました。哲学・倫理学、人類学、社会学、宗教学など、様々な人文社会科学分野と宇宙との出会いから新たな知の営みが創発している宇宙研究の最前線について、これからの展望を交えてお話しくださいました。
花山天文台各施設の見学では、その歴史を丁寧にお教えくださいました。
課外プログラムでは、京都大学大学院総合生存学館 山敷庸亮教授にもご参加いただいて秋天体観望が行われました。好天に恵まれ、秋の星空をじっくりと見ることが出来ました。