2019年9月28日(土)、京都大学エグゼクティブ・リーダーシップ・プログラム(ELP)の第5期後期開講式が橘会館にて執り行われました。開講式では、ELPプロデューサーである山口栄一教授より各回の講義をご紹介いただき、ELPで学ぶことの意義についてお話いただきました。
開講式の後は、堀場製作所研修センター(ファンハウス)に場所を移し、2日間にわたる合宿研修が行われました。
第1回目の講義は、学際融合教育研究推進センター宮野公樹准教授による『学問の意味と意義』です。そもそも学ぶとは何なのか、学問とはなにか、課題解決とはなにか、といったことを突き詰めて考え、話し合うことで、これから始まるELPの講義に臨む「構え」を作る、貴重な時間となりました。
講義終了後のキックオフパーティーと懇親会も大いに盛り上がりました。合宿からご参加の趙亮先生からも、ELPで学ぶことについてのお話をいただきました。また、毎期恒例の山敷庸亮教授の天体観測では、+alpha ExoKyotoを使って、星の特性を丁寧にお教えいただきました。
合宿2日目、9月29日は、山口栄一教授による『イノベーションの本質』の講義でした。
青色LEDやオプジーボ、iPS細胞の研究におけるイノベーションダイヤグラムを詳細に検討したうえで、21世紀のイノベーションには何が必要かをご講義いただきました。また、受講生からの質問のひとつひとつに、具体例を挙げながら答えてくださいました。
開講式・合宿研修ともに充実した時間となり、2019年度後期の素晴らしいスタートとなりました。