2019年7月13日(土)、午前は、日本書芸院名誉顧問の杭迫柏樹先生による『文字の美しさは一国の文化のバロメータ』の講義でした。前半は書や文字についての歴史や、先生が考えておられる書学十か条をお聞きし、先生の哲学や書道の奥深さを学びました。
後半は書道の実技を行いました。受講生が自身の座右の銘を書き、杭迫先生から直接ご指導をいただきました。空間の使い方や文字の大きさにより表現豊かな作品となりました。
午後は、京都大学野生動物研究センター 教授幸島司郎先生による『野生動物保全論』の講義でした。先生が発見したヒマラヤ氷河の生態系から海洋生物の話、また南米で進めているフィールドミュージアムの話など、豊富なフィールドワークの経験を持つ幸島先生から、独自の視点でお話をお聞きしました。
講義後の全体リフレクションでは、午前の講義で各自が書いた座右の銘を披露し合いました。