2019年7月6日(土)、午前の講義は京都大学大学院医学研究科教授で前病院長の稲垣暢也先生による『臨床医学』でした。「高齢化社会と慢性疾患」をテーマに糖尿病の予防や治療方法などについてデータを示しながらご説明いただきました。また、予防医学と先制医療についても事例を挙げてお話いただきました。これからの医療がどうあるべきか広く考える機会となりました。
午後は、京都大学大学院総合生存学館(思修館) 教授 土佐尚子先生による『アート・イノベーション』の講義でした。新しい価値を生み出す現代美術について、様々な作品を実際に紹介しながらお話いただきました。また、能とプロジェクションマッピングを融合させたインスタレーションの上映や、受講生による紙コップを使った新しい価値創造の発表など、大変刺激的な時間となりました。