2019年6月1日(土)、午前の講義は京都大学こころの未来研究センター教授吉川左紀子先生による『共感・コミュニケーションの認知科学』でした。人間らしさを尊重するケア手法「ユマニチュード」の重要性について、心理学的な分析やフランスでの実践事例を通して、お話いただきました。
午後は、京都大学大学院工学研究科教授の前一廣先生による『飽和の時代から循環型未来地域社会へのシナリオ設計』の講義でした。エネルギー問題を中心に、SDGsを達成して持続可能な社会を実現するためにはどのような課題解決が必要なのかをお話いただきました。受講生からもさまざまな質問が飛び、熱気に満ちた講義となりました。
講義修了後には課外プログラム『京料理を味わい学ぶ』が、本家たん熊にて開催されました。
伝統的な調理法を守り、素材を生かす本家たん熊の料理について、四代目若主人栗栖純一さまよりご説明いただきながら、一品一品を丁寧に味わう貴重な時間となりました。