2月2日(土)、いよいよ最終日を迎えました。4日目のテーマは『情報学と社会』で、今までの講義とは少し趣を変え哲学の要素を取り入れた講義を行いました。
午前中の講義は、京都大学教授の鈴木晶子先生による「AI技術文明と人間の生き方」です。AI・デジタル時代の今だからこそ考えるべき人間の生き方を問われました。人間とは何かという根源的なテーマについて議論しながら、そもそもの問いを問う、考えることを考えるということを行いました。
昼食後は、京都大学准教授の宮野公樹先生による『「次なる時代」とは何か』でした。4日間で学んだことを活かすことを目的に、哲学的な目線から4日間の学びを振り返りました。それぞれ個人でじっくり思考する時間、グループ全体での振り返りの時間もありました。
講義後は閉講式が行われ、その後、京都大学の時計台ホールのほうへ場所を移し、クロージングパーティーが行われました。4日間一緒に学んだ受講生同士、講師との話も大いに盛り上がりました。
今回はELP初の短期集中講座でしたが、AIと量子コンピューターについてとことん学べた4日間となりました。ご参加いただいた受講生のみなさま、ありがとうございました。