2018年10月20日(土)午前の講義は、京都大学大学院情報学研究科教授の西田豊明先生による『人工知能-知のエンジニアリング』でした。目まぐるしいスピードで進化を続けるAIについて、その研究の歴史から最新の活用状況までお話しいただきました。講義の後半には、受講生の「現在の仕事や人生において打ち込んでいること、これから取り組もうとしていることとAIとの関わり」をテーマに全体で議論を行いました。
午後は、京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科、教授の小杉泰先生による『現代イスラーム世界と国際社会』でした。イスラームとはなにかという基本知識から現代のイスラームの情勢まで、多岐に渡るお話をお聞きしました。
リフレクション後は、特別プログラム「守り伝えること」が開催されました。絵画や書跡分野における国宝・重要文化財等の保存・修理などを行っている株式会社岡墨光堂の岡興造会長よりお話しをいただきました。国宝や重要文化財の修復に関する技術のお話しや、文化財を守り続ける職人魂を語っていただきとても貴重な経験となりました。
その後の懇親会にもご参加いただき、受講生からも質問なども飛び交いとても活気ある一日となりました。