2018年7月14日(土)午前の講義は、公益財団法人日本書芸院名誉顧問の杭迫柏樹先生による「文字の美しさは一国の文化のバロメーター」でした。講義では、書の歴史からはじまり、芸術としての書について、そして10か条にわたる先生の書に対する信条について語っていただきました。その後、受講生が自身の座右の銘を書き、杭迫先生から直接ご指導をいただきました。意味を考えながら書く書は、表現力が豊かであり、まさに芸術作品となりました。これまでの書道観が変わるような経験と杭迫先生の書道家としての生き方に魅了される講義となりました。
午後の講義は、京都大学大学院理学研究科付属天文台教授の柴田一成先生による「太陽プラズマ現象と宇宙天気予報」でした。太陽についての根本的な話から、スーパーフレアまで太陽にまつわるお話しをじっくりとしていただきました。また、岡山に新たにできた東洋一の天文台の最新情報、そして、花山天文台の新しい構想についてもお話しいただきました。
その後のリフレクションもとても盛り上がりました。
午前の担当教員は、マルク=アンリ・デロッシュ先生に、午後は山口栄一先生に務めていただきました。また、モデレーターは3期修了生でした。
リフレクション後は受講生の中間自主リフレクションが行われていました。受講生同士様々な意見をざっくばらんに話し合うことで、視野を広げる機会となりました。