2018年6月16日(土)午前の講義は、京都大学高等研究院特別教授、本庶佑先生による「がんの免疫治療」でした。生命科学の基礎から始まり、先生の行った研究、癌免疫療法を中心にお話しいただきました。その後、お話は、日本の保険制度や、日本人の死生観、宗教の役割まで及び、受講生からの質疑応答も大いに盛り上がりました。本庶先生にはその後のランチ会にもご一緒いただき、受講生からの質問も飛び交っていました。
午後の講義は、京都大学文学研究科教授、小山哲先生による「近世・近代のヨーロッパ史―ポーランドからみる歴史の地下水脈」でした。世界記録遺産に登録されたワルシャワ連盟協約、多様な宗教、宗派が共存した実態など、ポーランドの歴史見ることで、視野が広がる講義となりました。
また、講義中のリフレクションも多いに盛り上がりました。
モデレーターは3期修了生のお二人に、担当教員は山口栄一先生に務めていただきました。