2018年2月23日(金)京都大学橘会館にて「京都大学ELPオープンDAY」が開催されました。
今回のオープンデイには実際のELP講義を体験していただこうと総合生存学館のマルク=アンリ・デロッシュ先生と磯部洋明先生に講義を行っていただきました。
マルク=アンリ・デロッシュ先生の講義テーマは「こころの哲学―マインドフルネス(念)の理論と実践」。東洋と西洋のマインドフルネス(念)の認識についてとても熱くお話しいただき、講義の後半にはこころの哲学の実践として瞑想が行われました。瞑想を初めて体験した参加者からは自分の体を初めて感じることができた、など今まで感じたことのないような感覚を体感する方々が多くみられました。
磯部洋明先生からは「宇宙と人間社会の未来」というテーマでお話しいただきました。ELPの講義では実際に天文台に行き天体観測を行いますが、今回はMitakaというソフトウェアを使い、宇宙の構造や天体の位置を見る宇宙旅行に連れて行ってくださりました。様々な切り口で宇宙のことを語っていただき、参加者全員が聞き入るような講義でした。
今回のオープンデイでは通常のELPで行われる180分の講義より少ない60分間のミニ講義でしたが、最後には参加者からの質問も多く寄せられ、ELPらしい活発な学びの場となりました。
そのほかにも読書スペースや講義ビデオの鑑賞コーナーなどELPを1日体験していただけるような日となりました。
この度のオープンデイにはたくさんの方々に参加いただきました。参加してくださった方々ありがとうございました。