2017年12月2日の講義は、東京の京都アカデミアフォーラムin丸の内で開催しました。午前の講義は、理化学研究所理事長であり、京都大学前総長の松本紘先生による『生存学』でした。日本の未来社会はどうあるべきなのか、をもとに、国際社会の中で人間が果たすべき役割と科学技術のあり方、研究の進め方についてのお話をいただきました。
また、受講生それぞれが科学技術やエネルギー、寿命、疫病、労働、収入、社会、コミュニケーションの未来などをキーワードにした百年後の社会予想を議論しました。公開講義ということで、ゲストも多く参加される中、講義は白熱しました。
午後の講義は 京都大学大学院総合生存学館教授の山口栄一先生による『イノベーションの本質』でした。イノベーションダイアグラムをもとに、様々なイノベーションの事例を分析し、イノベーションを起こすその方法論を考えました。またリフレクションには山口先生にも引き続きご参加いただき、議論が大いに盛り上がりました。
午前中の担当教員は、総合生存学館教授山口栄一先生が、モデレーターは第二期修了生のお二人が務めてくださりました。
京都アカデミアフォーラム in 丸の内から見た東京駅の夜景です。