2017年10月7日午前の講義は、京都大学大学院地球環境学堂、宇佐美誠先生による『正義論』でした。「正義」「平等」とは何かというテーマで、参加者も積極的に意見を共有しお互いに学ぶ「討論型授業」により、議論が活発に行われました。また受講生の素朴な疑問や意見にも詳細に説明をいただき、深い理解を得ることができました。
その後宇佐美先生には昼食にもご参加頂き、受講生との交流で盛り上がりました。
午後の講義は、京都大学高等教育研究開発推進センター長の飯吉透先生による『オープンエデュケーション』でした。テクノロジーの進歩やグローバル化で世界が変化していく中で、教育のオープン化がどのように教育を変えているのか。その教育イノベーションについて、事例やトレンドを通じてお話しいただきました。また、今後の世界、日本の教育における課題や可能性についてもお話しくださりました。
講義後のリフレクションも盛り上がり、受講生同士の活発な意見交換がなされました。
モデレーターは、第二期修了生のお二人が、担当教員は総合生存学館教授、櫻井繫樹先生が務めてくださりました。