2016年11月19日午前の講義は、池坊次期家元の池坊専好先生による『いけばなの美と哲学』でした。まずは、池坊発祥の地とされる六角堂をご案内いただき、池坊資料館の見学を行いました。
講義では、いけばなの歴史や哲学、日本の美意識と精神性について実演を交えてお教えいただきました。
講義の後は実技の時間でした。受講生それぞれのテーマを設定して花と真摯に向き合う時間となりました。出来上がった作品ひとつひとつに池坊先生からアドバイスをいただきとても貴重な経験となりました。
午後の講義は、京都大学エネルギー理工学研究所教授の小西哲之先生による『サスティナビリティ学 -持続可能なエネルギーシステムとは何か-』でした。世間一般では語られないエネルギー問題の真実についてのお話は目から鱗でした。エネルギーのリスク、サスティナビリティのあり方など、新たな視点をいただける貴重な講義でした。
モデレーターは第1期修了生が務めてくださりました。また、担当教員は総合生存学館教授の櫻井繫樹先生が務めてくださりました。
講義後は、課外プログラム『松井酒造見学』でした。松井酒造の酒蔵を訪れ、醸造について学びました。