2016年12月3日午前の講義は、京都大学名誉教授・京都学園大学特任教授の森本幸裕先生による『京都の名園と環境』でした。景観生態学から見た生物親和の理論と応用についてご教示くださりました。
国の重要文化財に指定された清風荘にて講義をして頂き、一般には非公開の清風荘での講義と見学はとても貴重な体験となりました。素晴らしい景色に心が洗われました。
午後の講義は、京都大学前総長・理化学研究所理事長の松本紘先生の『生存学』未来社会はどうあるべきかでした。科学・人類学・イノベーション、宇宙、AIなど、様々な分野についてのお話を聴きました。
100年後の未来社会はどうなっているか、将来を担うリーダーとして未来にどんなビジョンを描くのか、まさにリーダーに必要な考え方を学んだ講義でした。
モデレーターは第1期修了生の方々が務めてくださりました。また、担当教員は総合生存学館 教授の山口栄一先生が務めてくださりました。
講義後は、特別プログラム『京料理を味わい、学ぶ』で、菊乃井本店を訪れました。店主の村田吉弘さんにお話しいただき、その後、京料理を味わいました。