2016年10月22日午前の講義は、京都大学大学院総合生存学館教授の大嶌幸一郎先生による『有機合成化学』でした。先生ご自身の40年間に渡る研究生活を振り返りながら、研究分野のみならず、大学における教育の現状や課題などをお話ししてくださりました。なかでも大学においての課題や人材育成などのお話しはとても刺激になりました。午後の講義は、京都大学大学院総合生存学館准教授のマルク=アンリ・デロッシュ先生による『仏教と西洋における智慧の探究』でした。仏教とその瞑想技法に関する学際的研究が、健康管理・教育・リーダー育成において利用されていることに対しての様々な事例を取り上げながらご教示いただき、さらには講義の途中では和室で瞑想の体験も行いました。
モデレーターは第1期修了生務めてくださりました。また、担当教員は学際融合教育推進センター准教授の宮野公樹先生でした。講義後のリフレクションも多いに盛り上がりました。