2016年10月8日午前の講義は、基礎物理学研究科、村瀬雅俊先生による『未来創成学の挑戦』でした。想定外事態や人的失敗を前提とする学問創成についてお話しいただきました。講義では、実験的な作業を行い、イノベーションを起こすための気づきを得るというユニークな講義をいただきました。
午後の講義は、生存圏研究所の矢野浩之先生による『バイオマス科学、ナノファイバー工学』でした。現在、社会的な関心度も高いセルロースナノファイバーの様々な特性や用途、また開発の苦労話をいただきました。セルロースナノファイバー入りの溶けにくいソフトクリームが実用化される日が楽しみです。
モデレーターは第1期・2期修了生の方々が務めてくださりました。
また、担当教員は総合生存学館学館長の川井秀一先生が務めてくださいました。
講義後のリフレクションタイムでは、一日の授業を振り返って議論が交わされました。