2015年11月7日、午前の講義は情報学研究科の西田豊明先生による『人工知能』でした。人工知能に代表される情報通信技術がどのように発達してきたのかを歴史的に辿り、将来の発展についての予測を示していただきました。後半には、受講生による課題研究発表が行われ、人工知能がこれからの人間社会にどのように組み込まれてゆくのか議論が交わされました。
本日の講義のモデレーターは、磯部洋明先生が務めて下さいました。
午後の講義は、工学研究科の田村正行先生による『衛星リモートセンシング』でした。リモートセンシングの基本的な原理や分類について解説をしていただいたのち、災害監視や環境計測の分野でどのように利用されているのか、液状化範囲の抽出や地殻変動の計測などの事例研究を取り上げて、詳細に教授していただきました。そして、今後のリモートセンシングの活用方法について受講生を交えて議論しました。